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なんか、バターが品薄で手に入りませんね。困ったものです。パン作りはもちろん、バター焼きとか料理にも使ったりするもので。まあ、我々個人はまだ我慢できるけど、ケーキ屋さんとかは大変苦労しているようです。以前ローカル番組で、バターケーキの専門店の密着取材を見ましたが、なんせ主成分がバターのケーキ1本でやっている店なのでかなり深刻でした。まさかマーガリンに代替するわけにもいかず、また、違うメーカーのバターに変えるとケーキの味まで変わってしまいそれもできないとか..

農水省が供給量確保のため、秋から年末にかけて業務用冷凍バターを5000トン追加輸入することにしたそうですが、果たして一般家庭にまで充分行き渡るのか、価格は適正なのか心配です。そもそもバター不足がなぜ起きたのかといえば、原料の生乳不足らしい。チーズの需要が増えたためというのもあるようですが。

以前、米問題もありましたね。米の不作でタイ米やカリフォルニア米を緊急輸入しました。我が国の農業政策はどうなってるんだという感じがします。最近では、原油価格の高騰で漁に出るたび赤字になるとか、水産分野でも問題が起きています。それと同時に食品の値上げ、偽装事件。これは「食」に対する警告なのか。

業務用のバター
スーパーでは入手困難なバター、業務用のものなどでも通販で購入することが可能です。例えば楽天で一番売れているのは、おそらく「よつ葉バター」「カルピスバター」です。450gと多めですが、自宅でお菓子やケーキ、パンなどを焼く人にとっては足りないぐらいでしょう。しかも業務用なので安く買えます。近頃はお菓子とまではいかなくても、ホームベーカリーで自分でパンを作る人が増えているので、バターに限らず業務用の原料をいくつか知っておくと便利です。また、ネットで探せば、業務用食材・食品を仕入れたい人と売りたい人を仲介してくれるサービスまであります(例:フーズインフォマート、ごちそうナビ)。

バターを自分で作る
まあ、グチばかり言っててもしょうがないので、家庭で使うバターは自分で作っちゃいましょう。一般的に知られている簡単な方法ですが、容器に牛乳と生クリームを同量づつ入れてシェイクして作るというのがあります。ただかき混ぜるのではなく、振るというのがミソで、振っていると時間の経過とともに液体と固形物に分離してゆきます。この固形物がバターです。これを取り出して布に包んでさらに水分を絞り出せばなおいいです。パンに付けて食べるなど塩分が欲しいときは、塩を混ぜて作れば有塩バターになります。手作りだと原料(牛乳、生クリーム、塩)にいくらでもこだわれるので、世界にひとつのオリジナルバターが出来上がります。

この原理を利用した簡単な手作りバター用カップが売られています。フリフリカップといいます。有塩バターを作るには、塩と生クリームをこのカップに入れて振るだけです。

もっと本格的なものとしては、テスコムのバターメーカー、「バター工房 LB12」というのもあります。使うのは生クリームと水だけで1〜2分で完成。生クリーム100mlと水60mlだと約40gのバターが作れます。


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