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なんか、おととい頃から急に寒気が日本列島に入ってきたようで、昨日の日本海側山間部は雪が積もったようだ。ラジオの交通情報を聞いていて、雪のため高速道路で規制がかかっていると知りビックリした。どうりで寒いはず。何年も前だが、恐羅漢スキー場で１ヶ月も早くスキー場開きがあったのを思い出した。
これからの時期、いつ雪が降ってもおかしくはないので、雪対策としてクルマは早めにスタッドレスタイヤに履き替えたほうがいい。我が家の付近はどちらかというと山沿いなので、積もりやすいのだ。15分ほどで下まで下りられるが、気温にして１〜２℃違う。これだけの気温差で同じ雪が降ったにもしてもずいぶんと違う。
実際、以前正月に友人が帰省して家に遊びに来たとき、こちらで昼すぎからどんどん雪が積もり出し、普通タイヤのクルマではチェーンがないと走行不可能な状況のときがあった。私のクルマは四駆でスタッドレスを履いていたので全然心配なかったが、彼のクルマは普通タイヤ。明日それで帰れるの？ ということを話しながら、ふもとの彼の家まで送ったことがある。
ところがビックリ。ふもとはみぞれみたいなのが降っているだけで、全然雪が積もってないのだ。山は真っ白けなのに。距離は6，7キロでも山とふもとではこんなに違うのだ。これからクリスマス、正月と迎えますが、自家用車で帰省してくる人は、突然の雪に備えておいたほうがいいですよ。
あと、現在のスタッドレスタイヤは進化しているので、二輪駆動のクルマでも少々の勾配ならタイヤチェーンなしで十分走行できます。実際今のクルマの前はＦＦ車でしたが、４輪スタッドレスで何の苦労もなくスキーに行ってたくらいです。
ＦＦ車の場合、駆動は前の２輪だけで操舵も兼ねているので、前の２本だけ換えればいいようなものですが、これはお勧めしません。この状態は普通タイヤ４本のＦＦで前だけチェーンを巻くのと理屈は同じなのですが、安全を考えると４輪ともスタッドレスにするべきです。ＦＦ車には大きな弱点があるのです。
ＦＦ車は「フロントヘビー」と言われるように、エンジンとか駆動系（デフとか）が全部フロント側に集中しているので、発進時はもちろん、特に下り坂では重量がフロントに集中してしまうのです。つまりリヤタイヤの路面との摩擦が極端に低くなり、下り坂のちょっとしたカーブでもブレーキを踏むと、荷重が前に大きくかかり、後ろだけが横滑りしやすくなります。この状態でカウンターステア操作で回復できなければスピンします。
雨や雪の低ミュー路ではフットブレーキだけでも、まるでサイドブレーキを引いたような状態に陥りやすくなるのです。スピンを避けるには早くカウンターステアを当てて、さらにアクセルを踏み込んでフロント側をさらに前に押し出せばいいのですが、減速したいためにブレーキを踏んでいるのに、さらには自分の前に他のクルマがいるとなると、そこからアクセルを踏むなんてできません。
なのでＦＦの低ミュー路での運転セオリー（特に下り坂）は、直線で完全に減速しておく。これに尽きます。カーブはむしろアクセルを踏んで入って行く感じで。そうすればアンダーステア（曲がりきれない）は出ても、スピンやオーバーステア（曲がりすぎる）は起こりません。もともとＦＦ車というのは運転しやすいように弱アンダーステアになるようにセッティングされています。
これを逆手にとり、以前私がジムカーナをやっていた頃、フロントだけセミレーシング、リヤはウンコタイヤを履いたことがあります。こうすると180度ターンなどががかなりやりやすくなるので。ただし絶対的な限界が低くなるので、急激なタックインだけでもスピンしやすくなるし、好タイムは出ません。サーキットではなく、せこいパイロンコースの場合には使えます。
さて、冬場では早めにスタッドレスタイヤに履き換えるべきですが、いつ雪が降るか分からないのに早くから換えるのもおっくうだというのもよくあることです。そこでこの時期にはタイヤチェーンをいつもトランクルームに入れておくといいでしょう。事故したり、動けなくなって家に歩いて帰ることを考えれば、一種の保険みたいなもんです。
現在は脱着も簡単で軽いタイヤチェーン（靴下みたいなのや）も出ていますね。ちなみに私のクルマの荷物室には金属製の安いタイヤチェーンを保険のため積んでいます。動けなくなったことは一度もないので、まだ使ったことはありませんが、どうしようもない場面では樹脂よりも金属製が最も安心できるはずです。
私は何年も前はネット型のチェーン（イエティとか）を愛用していましたが、ある時期からスタッドレスタイヤに換えたのです。それでちゃんとスキー場に行けたので、今はスタッドレスを信用しています。なんせ雪が降るたびに着けたりするのはメンドウだし、はずれかかっていないか途中で降りて確認したりとか、タイヤチェーン時代は大変でした。スピードも出せないしね。
特に今乗っている四駆とスタッドレスの組み合わせは最強。瑞穂ハイランド（スキー場）に行ったときのアイスバーンは最高に楽しかった．．雪道大好き！ タイヤはブリヂストンのブリザック。以前使ったヨコハマのよりいい感じがする。ただ舗装路でのノイズが若干高いか。クルミを使ったスタッドレス（東洋タイヤ？）が前から気になってたけどどうなんでしょ？ 今でも存在するのか。
こんなものを発見しました。アイスセンサー内蔵「ゆき道」という無公害・合法スパイクピン。ピンというより板状のタイヤスパイクだ。これを切って使う。
スタッドレスタイヤの溝に、このゴム製のピンを貼り付けるとグリップ力が増すという。常温時は軟質ゴムだけど0度近くになると金属のように固くなるアイスセンサーが使われているようだ。スタッドレスタイヤでも歯が立たない凍結路で威力を発揮しそう。
・タイヤチェーン 一覧
・スタッドレスタイヤ 一覧
スポンサーリンクなんか、おととい頃から急に寒気が日本列島に入ってきたようで、昨日の日本海側山間部は雪が積もったようだ。ラジオの交通情報を聞いていて、雪のため高速道路で規制がかかっていると知りビックリした。どうりで寒いはず。何年も前だが、恐羅漢スキー場で１ヶ月も早くスキー場開きがあったのを思い出した。
これからの時期、いつ雪が降ってもおかしくはないので、雪対策としてクルマは早めにスタッドレスタイヤに履き替えたほうがいい。我が家の付近はどちらかというと山沿いなので、積もりやすいのだ。15分ほどで下まで下りられるが、気温にして１〜２℃違う。これだけの気温差で同じ雪が降ったにもしてもずいぶんと違う。
実際、以前正月に友人が帰省して家に遊びに来たとき、こちらで昼すぎからどんどん雪が積もり出し、普通タイヤのクルマではチェーンがないと走行不可能な状況のときがあった。私のクルマは四駆でスタッドレスを履いていたので全然心配なかったが、彼のクルマは普通タイヤ。明日それで帰れるの？ ということを話しながら、ふもとの彼の家まで送ったことがある。
ところがビックリ。ふもとはみぞれみたいなのが降っているだけで、全然雪が積もってないのだ。山は真っ白けなのに。距離は6，7キロでも山とふもとではこんなに違うのだ。これからクリスマス、正月と迎えますが、自家用車で帰省してくる人は、突然の雪に備えておいたほうがいいですよ。
あと、現在のスタッドレスタイヤは進化しているので、二輪駆動のクルマでも少々の勾配ならタイヤチェーンなしで十分走行できます。実際今のクルマの前はＦＦ車でしたが、４輪スタッドレスで何の苦労もなくスキーに行ってたくらいです。
ＦＦ車の場合、駆動は前の２輪だけで操舵も兼ねているので、前の２本だけ換えればいいようなものですが、これはお勧めしません。この状態は普通タイヤ４本のＦＦで前だけチェーンを巻くのと理屈は同じなのですが、安全を考えると４輪ともスタッドレスにするべきです。ＦＦ車には大きな弱点があるのです。
ＦＦ車は「フロントヘビー」と言われるように、エンジンとか駆動系（デフとか）が全部フロント側に集中しているので、発進時はもちろん、特に下り坂では重量がフロントに集中してしまうのです。つまりリヤタイヤの路面との摩擦が極端に低くなり、下り坂のちょっとしたカーブでもブレーキを踏むと、荷重が前に大きくかかり、後ろだけが横滑りしやすくなります。この状態でカウンターステア操作で回復できなければスピンします。
雨や雪の低ミュー路ではフットブレーキだけでも、まるでサイドブレーキを引いたような状態に陥りやすくなるのです。スピンを避けるには早くカウンターステアを当てて、さらにアクセルを踏み込んでフロント側をさらに前に押し出せばいいのですが、減速したいためにブレーキを踏んでいるのに、さらには自分の前に他のクルマがいるとなると、そこからアクセルを踏むなんてできません。
なのでＦＦの低ミュー路での運転セオリー（特に下り坂）は、直線で完全に減速しておく。これに尽きます。カーブはむしろアクセルを踏んで入って行く感じで。そうすればアンダーステア（曲がりきれない）は出ても、スピンやオーバーステア（曲がりすぎる）は起こりません。もともとＦＦ車というのは運転しやすいように弱アンダーステアになるようにセッティングされています。
これを逆手にとり、以前私がジムカーナをやっていた頃、フロントだけセミレーシング、リヤはウンコタイヤを履いたことがあります。こうすると180度ターンなどががかなりやりやすくなるので。ただし絶対的な限界が低くなるので、急激なタックインだけでもスピンしやすくなるし、好タイムは出ません。サーキットではなく、せこいパイロンコースの場合には使えます。
さて、冬場では早めにスタッドレスタイヤに履き換えるべきですが、いつ雪が降るか分からないのに早くから換えるのもおっくうだというのもよくあることです。そこでこの時期にはタイヤチェーンをいつもトランクルームに入れておくといいでしょう。事故したり、動けなくなって家に歩いて帰ることを考えれば、一種の保険みたいなもんです。
現在は脱着も簡単で軽いタイヤチェーン（靴下みたいなのや）も出ていますね。ちなみに私のクルマの荷物室には金属製の安いタイヤチェーンを保険のため積んでいます。動けなくなったことは一度もないので、まだ使ったことはありませんが、どうしようもない場面では樹脂よりも金属製が最も安心できるはずです。
私は何年も前はネット型のチェーン（イエティとか）を愛用していましたが、ある時期からスタッドレスタイヤに換えたのです。それでちゃんとスキー場に行けたので、今はスタッドレスを信用しています。なんせ雪が降るたびに着けたりするのはメンドウだし、はずれかかっていないか途中で降りて確認したりとか、タイヤチェーン時代は大変でした。スピードも出せないしね。
特に今乗っている四駆とスタッドレスの組み合わせは最強。瑞穂ハイランド（スキー場）に行ったときのアイスバーンは最高に楽しかった．．雪道大好き！ タイヤはブリヂストンのブリザック。以前使ったヨコハマのよりいい感じがする。ただ舗装路でのノイズが若干高いか。クルミを使ったスタッドレス（東洋タイヤ？）が前から気になってたけどどうなんでしょ？ 今でも存在するのか。
こんなものを発見しました。アイスセンサー内蔵「ゆき道」という無公害・合法スパイクピン。ピンというより板状のタイヤスパイクだ。これを切って使う。スタッドレスタイヤの溝に、このゴム製のピンを貼り付けるとグリップ力が増すという。常温時は軟質ゴムだけど0度近くになると金属のように固くなるアイスセンサーが使われているようだ。スタッドレスタイヤでも歯が立たない凍結路で威力を発揮しそう。
・タイヤチェーン 一覧
・スタッドレスタイヤ 一覧
